「第55回和歌山日曜野球夏季大会」(大道眸運営委員長、本紙など後援)の準決勝、決勝が19日に和歌山市福島の市民スポーツ広場で行われ、決勝では投打がかみ合ったGALAXYが神風を16―1で圧倒し、31チームの頂点に立った。
◇決勝
神風 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
GALAXY | 3 | 11 | 2 | 0 | × | 16 |
(5回コールド)
◇準決勝
二階堂 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 |
神風 | 3 | 6 | 0 | 0 | × | 9 |
(5回コールド)
GALAXY | 0 | 0 | 1 | 1 | 1 | 3 | 0 | 6 |
ウォリアーズ | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 4 |
決勝は1回表、神風は2死から杉岡勇と中井の連打で二、三塁とし、三家の三安で1点を先制する。対するGALAXYはその裏、敵失などで3点を奪い、すぐさま逆転に成功した。
さらにGALAXYは2回裏、山崎に左越えの3点本塁打が飛び出し、杉山、松村、西上が適時打を放つなど、打線が爆発。一挙11点を奪って、神風を突き離した。
GALAXYは3回にも2点を追加。投げては上田と坂本の継投で神風打線に追加点を許さず、5回コールド勝ちを収めた。神風は先制に成功するも、守備でリズムをつくれなかった。
GALAXYの山崎彰大代表(35)は本塁打を過去一番の感触と振り返り、「投手陣が暑い中で頑張り、力を合わせてみんなで優勝できた」と笑顔。神風の杉岡大輝監督(35)は、団結してつかんだ準優勝だとし、「秋以降は相手よりも、1点でも多く取れる打線を心がける」と意気込んだ。
GALAXYは7年ぶり5回目の夏制覇。神風は2年連続の準優勝となり、決勝で3安打を放ったGALAXYの杉山学選手(36)が最優秀選手賞、チーム最多の2安打を放った、神風の中井将人選手(28)が敢闘賞を獲得した。
杉山選手は「チャンスで打てて、チームのためになって良かった」と振り返り、中井選手は「重要なところで1本出せるようなバッティングをしたい」と話した。
決勝には、県議会議員の山下直也大会副会長が駆け付け、酷暑の中での選手たちの活躍をたたえた。大会を振り返り、大道運営委員長(85)は、「役員の一生懸命な姿にならって選手たちが頑張っている。秋に向けて、さらに楽しめる大会にしていきたい」と話した。
GALAXYと神風のメンバーは次の皆さん。
【GALAXY】代表者=山崎彰大▽監督=南大樹▽主将=𠮷田知樹▽選手=山﨑郁弥、鈴木亮、坂本大樹、高野晃輔、柏貴文、小西遼太郎、貴志優太、東雄大、野口亮太、西上恭平、小山拓也、角田太輝、岡本昌也、宮下琉成、皆川一樹、豊永弘樹、岡太一、杉山学、山岡大祐、田村和真、辻川直樹、岩田和樹、西岡弘顕、松村翔磨、森健騎、鈴木清、三宅良典、中島佑真、白岩豊、中村浩二、上田真捻
【神風】代表者・監督=杉岡大輝▽主将=杉岡勇輝▽選手=𠮷田和晃、阪本峻祐、中尾拓哉、橋賢吾、川口智弘、簔原悠司、三家強太、高橋佑太、有本恭将、辻翔也、坂口雅人、中山知也、中井将人、藤尾龍司、矢野淳平、秋葉真夏、藤木翔大、和田大翔、新谷颯一朗、六名哲彦、上賢志郎