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パークゴルフ秋大会 ねんりんピックのプレ

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来年11月に開催される「ねんりんピック紀の国わかやま2019」のプレイベント「パークゴルフ『秋』大会」が11月11日午前8時半から、和歌山県紀美野町西野ののかみふれあい公園で開かれる。

パークゴルフは専用クラブを使い、カップインするまでの打数を競いながら、世代を問わず楽しく遊べるスポーツ。ねんりんピック本大会と同じ会場でのプレ大会で、本大会への関心を高める。

36ホールのストロークプレーで競い、男女各3位までの表彰やホールインワン賞などがある。中学生以上が対象で、参加費は1人1500円(保険、会場使用料込み)。

申し込みは町ホームページでダウンロードできる所定の用紙に必要事項を記入し、持参、郵送、ファクスのいずれかで町パークゴルフ協会事務局(町役場教育委員会生涯学習室内、〒640―1192紀美野町動木287、FAX073・489・5400)へ。28日締め切り。問い合わせは同会(℡073・489・5915)。


リーヴォ6失点大敗 リーグ残留懸かる次節

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関西サッカーリーグ1部は16、17の両日、各地で第13節の4試合があり、アウェーのアルテリーヴォ和歌山は16日、太陽が丘陸上競技場(京都府宇治市)でおこしやす京都ACと対戦。1―6で大敗し、連勝は3でストップ。1部リーグ残留を決めることはできなかった。

リーヴォは開始4分に先制点を許すと、前半だけで4失点。柳田のゴールで1点を返したが、後半も2点を奪われ、完敗を喫した。

リーグ成績は5勝6敗2分で、リーグ順位は5位。最終節は23日のアウェー、高砂陸上競技場で高砂ミネイロFC(7位)と対戦する。

降格の行方を左右する直接対決。勝ち点「3」差で迎える大一番は引き分け以上で次年度のリーグ残留が決まるが、敗れたとしても得失点差の条件や関大FC2008(6位)の結果次第で残留の可能性は残されている。

アジア大会メダル獲得 県4選手が知事訪問

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 8月18日~9月2日に開催された第18回アジア競技大会(ジャカルタ・パレンバン)で、スケートボード女子パークで金メダルを獲得した四十住さくらさん(16・伊都中央高校2年)ら4人の和歌山県関係アスリートが18日、県庁に仁坂吉伸知事を訪問した。

 訪れたのは、四十住さんの他、ボウリング男子トリオ戦で金メダルの和田翔吾さん(28・海草振興局建設部)、安里秀策さん(27・日高東宝ボウル)、ソフトテニス国別対抗戦で銀メダルの増田健人さん(27・県スポーツ課)。

 4人は知事室で仁坂知事に大会結果を報告。懇談では仁坂知事から練習や職場の環境、競技を始めたきっかけなどの質問があり、「今後の国際大会や国体でも頑張ってください」と激励した。

 四十住さんは「全力を出し切り、金メダルにつながりうれしい。東京オリンピックを目標に自分の力を出し切りたい」と意気込み。和田さんは「時間をかけてつくり上げてきたチームの強さを感じた」とし、安里さんは「本当に楽しくて、不安なくゲームを進められた。国際大会や国体でも優勝したい」と目標を語った。増田さんは「(前回の)リベンジの思いは強かったが、できなくて悔しい。来年の世界選手権で結果を残せるよう頑張りたい」と話していた。

結果を報告する4選手(左から四十住さん、和田さん、安里さん、増田さん)

結果を報告する4選手(左から四十住さん、和田さん、安里さん、増田さん)

アルテリーヴォ残留決める 今季成績は5位

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 関西サッカーリーグ1部は23日、最終節の4試合が各地で行われ、アウェーのアルテリーヴォ和歌山は高砂ミネイロFCと対戦。2―1で下し、今季リーグ戦を5位で終え、1部リーグの残留を決めた。

 敗れた場合でも条件次第で残留となるリーヴォは、高砂との最終節を勝利で飾り、来季の残留を自力で決めた。

 リーヴォは0―0で迎えた前半アディショナルタイム、白方のゴールで先制に成功。後半のアディショナルタイムには途中出場の中島が2点目を奪い、勝利を大きくたぐり寄せた。その直後に1点を返されたが、リードを守り切った。

 リーグ成績は14試合を戦い、6勝6敗2分の勝ち点は20。優勝はバンディオンセ加古川だった。

吉村、前田優勝 高校スポーツクライミング

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2020年東京五輪の正式種目となっているスポーツクライミングの第23回和歌山県高校大会(県山岳連盟、県高校体育連盟主催)が9月29日、和歌山市新雑賀町のクライミングジム「タイタンウォール」で開かれ、男子は吉村勝太君(智弁和歌山1年)、女子は前田羽音さん(和歌山東1年)が優勝した。

11月に大阪府枚方市の常翔啓光学園で開かれる近畿高校スポーツクライミング大会の出場権を懸けた大会で、18人が技術を競った。スポーツクライミングは、人工的に作られた壁をホールドと呼ばれる突起につかまって登る競技。五輪正式種目に選ばれ、クライミングジムの増加もあり、競技人口は増えている。

今回は指定されたルートを時間内に登り、その高さを競う「リード」を実施。開会式で県山岳連盟の小比賀利雄会長は「日頃の練習の成果を発揮してもらいたい。全国につながる大会なので、頑張ってほしい」と選手を激励した。

予選は上からロープを垂らして登るフラッシングトップロープ方式で行われ、選手はハーネスをしっかりと腰に着け、ロープをつなぎ、最初のホールドに手足を掛けた。手足を置く位置や重心を考えながら、素早く壁を登っていき、見守る他の選手からは「がんば!」などと応援の声が何度も上がっていた。

決勝はルートの指定のみで事前に他の選手の登り方を見ることはできないオンサイトリード方式で行われ、選手たちは初見で難度の高いルートに挑んだ。

男子の上位5人、女子の上位3人が近畿大会の出場権を獲得した。結果は次の通り。

【男子】①吉村勝太(智弁和歌山1年)②中場惇人(市和歌山2年)③木本龍樹(同1年)④竹之下昇(橋本2年)⑤下ノ上奏人(紀北工2年)

【女子】①前田羽音(和歌山東1年)②出口えり(桐蔭2年)③柴田祐佳(橋本2年)

男子1位の吉村選手㊧と女子1位の前田選手

男子1位の吉村選手㊧と女子1位の前田選手

リオの金メダル展示 田中佑典さん応援企画

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 2016年リオデジャネイロ五輪の体操男子団体で優勝した和歌山県和歌山市出身の田中佑典選手(28)の金メダルやユニフォームが11月5日まで、わかやまスポーツ伝承館(同市本町、フォルテワジマ3階)で展示されている。土日曜は、日本代表のジャケットを着用し、金メダルを首に掛けて記念撮影もできる。

 「世界一へ!ドーハで輝け田中佑典 2018世界体操」と題し、25日からカタール・ドーハで開かれる世界選手権での活躍を応援する企画。12年ロンドン五輪の団体銀メダルやユニフォームなども加えた約20点が並び、県内外からファンが訪れている。

 江川哲二館長によると、リオ五輪から2年が経過した今夏、各地のイベントからの引き合いが一段落したことから、同館での展示や記念撮影の企画を、田中選手自身から提案された。金メダルには傷が数カ所あるが、田中選手は「多くの人に触れてもらった証しで、名誉なことです」と語っていたという。江川館長は「本物に触れて夢を抱いてほしい」と多くの来場を呼び掛けている。

 8日まで、世界選手権に向けた応援の寄せ書きコーナーも設置し、ドーハに出発するまでに田中選手に贈られる。

 入場無料。午前10時から午後7時(メダルとジャケットの着用は5時)まで。

 問い合わせは同館(℡073・423・2215)。

土日曜は金メダルとジャケットの着用ができる

土日曜は金メダルとジャケットの着用ができる

智弁、市高、南部が近畿大会へ 高校野球

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2018年度秋季近畿地区高校野球大会県二次予選の準決勝2試合が7日、和歌山県和歌山市毛見の紀三井寺公園野球場であり、市和歌山が6―1で田辺に、智弁和歌山が10―3で南部に勝ち、20日に兵庫県で開幕する近畿大会への出場を決めた。9日午前には3位決定戦が行われ、南部が8―6で田辺を下し、3枠目の出場校が決定。市和歌山は3年ぶり11回目、智弁は3年連続23回目、南部は14年ぶり16回目の近畿大会となる。市和歌山と智弁の決勝は9日午後に行われ、9―6で智弁が優勝した(詳細は11日付)。

◇準決勝

市和歌山 0 1 0 0 0 0 5 0 0 6
田辺 0 0 0 0 0 1 0 0 0 1

〔市〕岩本―米田〔田〕熊野、中川―橘▽2塁打=片上、岩本(市)森岡(田)

智弁和歌山 2 0 0 0 0 0 4 4 10
南部 0 0 0 0 1 2 0 0 3

(8回コールド)

〔智〕池田泰、池田陽、小林樹―東妻〔南〕鎌倉海、三木―鎌倉航▽本塁打=尾田(南)▽3塁打=根来(智)▽2塁打=黒川、細川、佐藤(智)小竹(南)

智弁が大逆転で秋季連覇 市高6点差守れず

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 2018年度秋季近畿地区高校野球大会和歌山県二次予選の決勝戦が9日、和歌山市毛見の紀三井寺公園野球場であり、智弁和歌山が9―6で市和歌山に逆転勝ちし、2年連続15回目の優勝を果たした。両校と同日の3位決定戦で勝った南部の計3校は、来春の選抜大会出場を占う近畿大会(20日~、神戸市・ほっともっとフィールド)に出場する。

 ◇決勝

市和歌山 1 0 2 2 0 1 0 0 0 6
智弁和歌山 0 0 0 0 0 5 2 2 × 9

 〔市〕柏山、奴田―米田〔智〕池田泰、池田陽、根来―東妻▽本塁打=東妻、綾原(智)▽3塁打=緒方(市)根来(智)▽2塁打=下井田、片上、山野(市)西川、久保(智)

 5回まで市高の先発・柏山の前に2安打に抑えられていた智弁は6回裏、2安打と四球で無死満塁とし、根来の適時3塁打、久保の適時2塁打などで一挙5点を挙げた。1点を追う7回は先頭の西川が右前打で出塁し、黒川は二飛に倒れたが、4番の東妻が左翼に2点本塁打を放り込み、逆転に成功。8回は1死2塁から9番の綾原が左翼へ2点本塁打を放ち、突き放した。

 投手陣は先発の池田泰と2番手の池田陽が6回までに6失点。7回から登板した3番手の根来が力強い直球を武器に3回を1安打無失点に抑え、市高に反撃を許さなかった。

 中谷仁監督は6点差をつけられる展開に「一時は(敗戦を)覚悟した」が、「昨年から出ている1番から5番までの打者がつなぐ打撃を見せてくれた。近畿大会では、目の前の相手に全力でぶつかり、1番になれるよう頑張りたい」と話した。黒川史陽主将(2年)は「リードされても気持ちが切れることはなかった。ボール球に手を出すことも多いので、近畿大会までに打撃を修正したい」と気を引き締めた。

 市高は1回表、無死1塁から下井田の適時2塁打で1点を先制。3、4回にも2点ずつを加え、6回には2死2塁から柏山が中前適時打を放ち6―0とするなど中盤まで試合を優位に進めたが、投手陣が智弁の猛反撃を止められなかった。

 半田真一監督は一挙5点を奪われた6回裏の守りについて「無死2塁から四球を出してピンチを広げ、根来に適時3塁打を打たれたのが痛かった」と振り返り、「1位通過を目標にしていたので悔しいが、攻撃は想定以上に点を取ることができた。近畿大会では、無駄な失点をいかに少なくするかが大事になる」と先を見据えた。

 ◇3位決定戦

田辺 3 0 1 0 0 0 1 0 1 6
南部 5 0 1 0 0 2 0 0 × 8

 〔田〕熊野―橘〔南〕周家―鎌倉航▽本塁打=田中(田)鎌倉航2(南)▽3塁打=輪玉(田)▽2塁打=橘(田)三上2、周家、安井(南)

7回裏1死1塁、東妻が逆転の2点本塁打を放つ(智弁)

7回裏1死1塁、東妻が逆転の2点本塁打を放つ(智弁)


和大が秋季初優勝 近畿学生野球リーグⅠ部

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 2018秋季・近畿学生野球リーグⅠ部の和歌山大―奈良学園大の2回戦は、8日午後6時から、大阪シティ信用金庫スタジアム(大阪市)で行われ、和大が3―2の逆転勝ちを決め、連勝で勝ち点を4(9勝2敗)に伸ばし、秋季初優勝を飾った。昨年の春季を制した和大は、以後2シーズンはリズムをつかめず苦戦の連続だったが、今季は地元の紀三井寺公園野球場で3戦全勝と勢いに乗り、大原弘監督の下、チーム一丸となった戦いで、春季の5位から見事に王者復活を果たした。27日からは明治神宮大会の代表切符(2チーム)を懸け、関西の5連盟による大阪市長杯(南港中央球場)が開幕し、和大は京滋代表と初戦で激突する。

 ◇第2節2回戦

和歌山大 0 0 2 0 0 0 1 0 0 3
奈良学園大 1 1 0 0 0 0 0 0 0 2

 今季は、台風の接近など荒天の影響で大幅に試合日程が変更され、和大は終盤に奈良学大と神戸大戦を残す形となった。9月2日の開幕後、勝ち点を得られず、紀三井寺公園野球場での大阪観大戦に臨んだ和大は、学友のブラスバンドの応援や地元の熱い声援に応え連勝。勝ち点1を挙げ、翌日の大阪工大との3回戦も制し、2点目の勝ち点を手にした。

 攻守にわたり本来のパワーを取り戻した和大は、大阪市大に連勝、続く奈良学大戦にも先勝したが、雨天のため2回戦が延期となった。日程の都合で先に行われた神戸大とは1勝1敗で、こちらも決着がつかないまま、奈良学大との2回戦を迎えた。

 あと1勝すれば和大が秋初優勝というプレッシャーの中で始まった試合は、やや緊張気味でマウンドに立った和大・野山の隙を突き、奈良打線が序盤で2点を先取した。追う和大は3回、2死2塁から橋本の中前適時打で、2塁走者安田が生還。さらに主砲・大畑の中堅に弾き返す力強い2塁打で同点とした。

 中盤は両チームともゼロが並んだが、7回、和大は先頭田淵の3塁打を足掛かりに、2死1、3塁と攻め、土田の左前適時打で逆転に成功した。

 3回以降立ち直った野山は、変化球もさえ、バックの堅守と共に1点のリードを守り切り、完投で締めくくった。

 最終の神戸大戦を残したまま、昨年の春に続く3季ぶり2回目のリーグ制覇に、佐藤孝祐主務は「私たちの目標は日本一なので、この優勝も通過点だが、みんなで頑張った成果はうれしい。次の大阪市長杯でも3勝して、必ず神宮球場に行きたい」と瞳を輝かせた。

 ◇部長=竹林明

 ◇監督=大原弘

 ◇コーチ=渡邉晃治◇主務=佐藤孝祐(濟々黌)◇学生コーチ=荒木拓海(明石城西)楠岡毅(桐蔭)

 ◇主将=田頭優人(市岡)

 ◇投手=高橋俊貴(和泉)野山純一(鳥取西)神崎稜平(海南)三宅川蓮(岸和田)貴志弘顕(桐蔭)坂田龍馬(加古川北)高向遼平(京都翔英)松本啓吾(大阪学芸)大田航平(郡山)田中謙一郎(市岡)

 ◇捕手=吉原十朗(大体大浪商)尾関力也(高田商)小倉良仁(大塚)藤本将太(明石商)杉山駿一(同)萬野宙(鳳)

 ◇内野手=田中智章(田辺)大畑達矢(智弁和歌山)田中康士朗(桐蔭)名郷根亮(岸和田)馬場航平(郡山)宮井佑輔(向陽)吉野友章(近大付)小原寛太(東邦)二田幸洋(久留米商)松村直樹(奈良学園)

 ◇外野手=西林聖人(和歌山商)猪飼真(明石城西)清川説志(高川学園)東翔太(向陽)田淵公一郎(鳥羽)菱谷有馬(南部龍神)土田佳武(山梨学院)浦広大(高知)廣瀬拓也(北照)檜尾一平(向陽)安藤孔徳(加納)早川豊(伊丹)安福椋(京都すばる)

 ◇主務補佐=福井菜奈(和歌山商)尾﨑未奈巳(岡崎西)

 ◇副務補佐=小林真侑(鳥取西)若杉美海(神戸星城)上安美貴(池田)

地元での3連勝から勢いに乗り、2季ぶり優勝を果たした和大ナイン

地元での3連勝から勢いに乗り、2季ぶり優勝を果たした和大ナイン

智弁は大阪偕星と初戦 秋季近畿高校野球

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2018年度秋季近畿地区高校野球大会の組み合わせ抽選会が16日に行われ、対戦カードが決まった。

大会は20日から、神戸市のほっともっとフィールド神戸で開かれる。

和歌山大会で優勝した智弁和歌山は27日の第1試合で大阪偕星学園(大阪3位)と対戦。県準優勝の市和歌山は20日の第2試合で近江兄弟社(滋賀2位)と、県3位の南部は同日の第3試合で履正社(大阪1位)と対戦する。

この大会は来春の選抜大会の出場校選考での重要な資料となる。日程通りに進めば準決勝は11月3日、決勝は4日に行われる。

アジア大会のメダル展示 スポーツ伝承館

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8月にインドネシア・ジャカルタで開かれた「アジア大会2018」で和歌山県関係選手が獲得したメダルが11月13日まで、わかやまスポーツ伝承館(和歌山市本町、フォルテワジマ3階)で展示されている。

館内の展示ケースには、ボウリング・トリオの和田翔吾選手(県庁)、安里秀策選手(日高東宝ボウル)の金メダル、フェンシング女子フルーレの東晟良(せら)選手(和歌山北高校出身)の団体金メダルと個人銅メダル、ソフトテニス男子団体の増田健人選手(県庁)の銀メダルなどが並ぶ。

優勝を飾った試合の状況や選手たちの思いなども添えられている。

スケートボード女子パークで優勝した四十住(よそずみ)さくら選手(伊都中央高2年)の金メダルは、22日から展示される予定。

入場無料。午前10時~午後7時(最終入館は6時半)。問い合わせは同館(℡073・423・2215)。

県ゆかりの選手のメダルがずらり

県ゆかりの選手のメダルがずらり

美里バレー最後の県大会予選へ 活動40年

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40年の歴史がある和歌山県紀美野町の小学生バレーボールチーム「美里バレーボールクラブ」(堂西孝俊監督)が、現在の名称で試合に臨む最終シーズンを迎えている。部員11人のうち旧美里町地域の選手が6年生の主将1人だけとなり、チームは21日に最後の県小学生バレーボール選手権大会の予選を控え、1試合でも多くチームの名前と活動を歴史に刻もうと、練習に励んでいる。

同クラブは堂西監督(66)が26歳の時、知人から依頼されて創部し、当時の町立志賀野小学校体育館で活動をスタートした。山間地域の部員数の少ないチームでありながら、創部からわずか5年で近畿大会出場を果たし、昨年も近畿へ。40年の長きにわたり地域の子どもたちが活躍し、数々の好成績を残してきた。

堂西監督が指導で大切にしているのは「バレーボールを通じてスポーツを好きになってもらうこと」。走ったり跳んだりする体力や忍耐力を養うため、さまざまな反復練習を中心にトレーニング。試合に勝つ喜びは「つらさや悩みも忘れさせる」と、練習試合にも積極的に取り組んできた。

クラブで指導を受けた卒業生が家庭を築き、わが子を入部させる例もあり、堂西監督は「保護者の協力が心強く、盛大な応援もしてくれるので『美里』という名にはひときわ愛着がある」と話す。

最後の県大会出場を目標に、練習も最終盤を迎えている。町立野上小学校での練習では、「しっかり声を出して」「ボールの下にきちんと入って」などと厳しい指導の声が飛ぶ。

部員たちも流れる汗をぬぐいながら懸命に応え、厳しい練習にも「ラリーが続き、最後に得点できた時が楽しい」と話す。最後の大会に向けては、「試合の時は緊張してカチコチになってしまうので、笑顔でプレーしたら勝てると思う」とにっこり。

主将の塚田華蓮さん(11)は「緊張した時は、今までで一番嫌だったことを思い出して『それよりはマシ!』と思って頑張ります」と意気込む。コーチの坂本雅律さん(56)は「日頃の練習でつけた力を出せるよう、一球一球を必死で追ってほしい」、保護者代表の寺田真由美さんは「監督やコーチの厳しい指導は、子どもたちの心身の成長を願ってのことで、ありがたいと感じています」と話し、子どもたちにエールを送る。

予選には海南海草地区から8チームが出場し、上位4チームが11月11日に白浜町で開かれる県大会への出場権を獲得する。今後の活動は、新たに立ち上げられた「きみのバレーボールクラブ」に移行する予定。「美里バレー」の最後の挑戦が始まる。

【美里バレーボールクラブ】6年=曲谷明音、寺田誉、塚田華蓮、黒土琴映、兼本莉香子▽5年=松元里恋、新谷日菜子、柏本涼音、坂本直、田中菜月▽3年=松元亜恋

美里バレーボールクラブの部員と堂西監督

美里バレーボールクラブの部員と堂西監督

砂山剣友会が全国連覇 知事に快挙を報告

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 9月に愛媛県武道館で開かれた第36回全国道場対抗剣道大会で、連覇を達成した和歌山砂山少年剣友会の選手らが16日、和歌山県庁を訪れ、仁坂吉伸知事に優勝を報告した。

 小学生から大人までの5人で構成する団体戦で、近畿勢初となる連覇を成し遂げた。大会は76チームが出場し、トーナメントで勝敗を決定。着実に勝ち上がった砂山少年剣友会は準決勝・決勝で地元愛媛のチームを下し、2年連続で頂点に立った。

 知事室を訪れた5選手と硯昌宏総監督らは仁坂知事に喜びを報告。硯総監督は「まさか連覇できるとは思わなかった。実現してびっくりしている」と振り返り、仁坂知事は「さらに精進して頑張ってほしい」と激励した。

 先鋒を務めた和歌山市立宮小学校6年の目良幸太郎君は「後ろの先輩方がしっかり勝ってくれたので安心してできた。優勝はすごくうれしかった」と話していた。

 優勝選手は次の皆さん。

 先鋒=目良幸太郎▽次鋒=中西健吾(西和中3年)▽中堅=加納誠也(筑波大3年)▽副将=田真佐義(トールエクスプレスジャパン㈱)▽大将=立石充(県立紀北支援学校教員)

連覇を達成した砂山剣友会の皆さん

連覇を達成した砂山剣友会の皆さん

市高が初戦快勝 高校野球秋季近畿大会

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 2018年度秋季近畿地区高校野球大会が20日、兵庫県神戸市のほっともっとフィールド神戸で開幕した。和歌山県勢は市和歌山と南部が初日に登場。県2位の市和歌山は第2試合で近江兄弟社(滋賀2位)と対戦し、先制を許すも中盤の集中打で逆転し、8―4で初戦突破を果たした。市高は27日の第3試合で龍谷大平安(京都3位)と4強を懸けて対戦する。

市和歌山 0 1 1 4 1 0 0 0 1 8
近江兄弟社 1 2 0 0 0 0 1 0 0 4

 〔市〕岩本―米田〔近〕菊地―杼木

 先制を許した市高は2回表、2塁打で出塁した米田が内野ゴロの間に3塁へ進み、瀧谷の3塁ゴロが相手野手の失策を誘い同点。逆転されて迎えた4回は1死1、2塁から2番・下井田の適時打で追い付き、3番・緒方の右翼線への適時打で勝ち越すなど、この回集中打で一挙4点を挙げた。5回にも2死2塁から1番・山野のこの日3安打目となる適時打で1点を加えた。9回には1、2番の連打を足掛かりに好機をつくり、1点を追加し試合を決めた。

 先発の1年生・岩本は立ち上がりから制球が安定せず、2回までに3点を失う苦しい投球。3回以降は立ち直り、緩いカーブを効果的に交える投球で、相手打線の反撃を1点に抑え、完投した。

 半田真一監督は「早い段階で追い付き逆転できて良かった。打線は緩い球をしっかり引き付けてセンターに打ち返してくれた。岩本は初めての近畿大会でよく投げてくれた」と振り返り、岩本投手は「安打は仕方ないと思い、次の打者に集中して投げることができた。きょうの投球は90点」と話していた。

5回表、適時打を放つ山野

5回表、適時打を放つ山野

150㌔超の本格派 東妻はロッテ2位指名

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智弁からはOBの日本体育大学4年、東妻勇輔投手も千葉ロッテマリーンズの2位指名を受けた。(写真は同大提供)

東妻投手は和歌山市出身で、紀伊中から智弁に進み、2014年の選抜大会に出場。日体大進学後は、150㌔台のストレートを武器に、埼玉西武ライオンズから1位指名を受けた松本航投手と共に二枚看板として活躍し、昨秋の明治神宮大会では日体大の37年ぶりのリーグ優勝に貢献した。

智弁2年で弟の東妻純平選手は「野球に関していつもポジティブなところを尊敬している。兄は一番の目標にしている選手なので指名されてうれしい。豪快な投球で活躍してほしい」とエールを送っていた。

東妻投手

東妻投手


夢は三冠王 智弁の林ドラフト広島3位指名

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2018年プロ野球新人選手選択会議(ドラフト)が25日、東京都内のホテルで開かれ、和歌山県関係選手では智弁和歌山高校3年の林晃汰内野手が広島東洋カープから3位、同校出身で日本体育大学4年の東妻勇輔投手が千葉ロッテマリーンズから2位、御坊市出身でトヨタ自動車の富山凌雅投手がオリックスバファローズから4位で指名を受けた。林選手は和歌山市の同校で記者会見し、「どの方向にも本塁打を打てるのが自分の良さ。将来は三冠王を獲りたい」と活躍を誓った。

林選手は岩出市出身の17歳。小学1年から野球を始め、岩出中時代は硬式野球の「紀州ボーイズ」で捕手や三塁手として活躍。高校では通算49本塁打を放ち、左の強打者として2年夏から3季連続で甲子園に出場し、今春の選抜大会準優勝に大きく貢献した。182㌢、88㌔。右投げ左打ち。

記者会見には中谷仁監督や髙嶋仁名誉監督と共に臨み、「ほっとしている。3巡目でかかるとは思っていなかった」と上位指名に笑顔。目標とする選手に横浜DeNAの筒香嘉智、福岡ソフトバンクの柳田悠岐両外野手を挙げ、「自分のスイングをしっかりできる選手に憧れがある。将来は三冠王を獲りたい」と意気込み、プロで対戦したい選手には、「小学校のころから憧れていた」という同校OBで中日ドラゴンズの岡田俊哉投手を挙げた。

セ・リーグ3連覇中のカープや広島県の印象は「若い選手も多く、勢いのあるチームだと思っている。熱狂的なファンの方の期待に応えられる選手になりたい。広島に行ったことはないが、食べ物がおいしそう」と話した。

阪神や楽天でプレーした元プロの中谷監督は「ここがスタート。目標を持って努力する姿勢を大切にしてほしい」と話し、「プロでの失敗談もいっぱい持っている。これから時間をかけてアドバイスしていきたい。春季キャンプの初日に強烈な印象を残し、来シーズン中にプロ第1号の本塁打を打つよう言っている」と期待。髙嶋名誉監督は「入ってきた時からプロに行くだろうと思っていた。広島は練習もハード。林も練習は好きな方なので、良い球団に入ったと思う。人の2倍、3倍と練習し、がむしゃらに競争してほしい」とエールを送った。

会見後、林選手は3年生の野球部員が待つグラウンドで指名を報告。大きな拍手と歓声が起こり、林選手の体は仲間たちの手で何度も宙を舞った。

エースとして共にチームの躍進を支えた平田龍輝投手は、練習で林選手と対戦した時のことを振り返り、「どの方向にも長打を打たれ、すごいと思った」と話し、「僕も大学で頑張り、4年後にプロの世界で勝負したい」とライバル心を披露。捕手としてマスク越しに林選手を見つめてきた目代康悟選手は「どんなコースのボールにもバットがついてくる。身近な仲間からプロ野球選手が出たのはうれしい。ずっと応援したい。自分も大学、社会人で力をつけ、将来はプロに行きたい」と力強く話していた。

指導を受けた中谷監督㊨、髙嶋名誉監督と握手する林選手

指導を受けた中谷監督㊨、髙嶋名誉監督と握手する林選手

智弁が大阪偕星に逆転勝ち 秋季近畿大会

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智弁和歌山 1 0 0 0 1 6 0 4 12
大阪偕星 2 0 1 0 1 0 1 0 5

(8回コールド)

 〔智〕池田泰、池田陽、小林樹―東妻〔大〕福田慈―富山▽本塁打=綾原(智)▽2塁打=根来、細川、東妻、綾原(智)

 2018年度秋季近畿地区高校野球大会が27日、神戸市のほっともっとフィールド神戸で3試合があり、1回戦第1試合で智弁和歌山(県1位)が大阪偕星(大阪3位)に12―5で8回コールド勝ちした。6回以降に10点を挙げる集中打が光った。

 智弁は1回表、安打で出塁した細川が暴投で生還し1点を先制。その後は相手投手の140㌔前後の直球と低めに落ちる変化球に苦しんだが、6回に1死1、2塁から9番の綾原が左中間に3点本塁打を放ち逆転。さらに2死満塁から佐藤が走者一掃の適時打を放ちこの回一挙6点を挙げた。8回は佐藤の適時打で1点を加えた後、綾原が走者一掃の適時2塁打で、突き放した。

 先発した左腕の池田泰は走者を出してから粘れず、3回3失点で降板。2番手の池田陽が130㌔台後半の直球に90㌔台の緩い変化球も交え4回を2失点。気迫の投球で味方の反撃を呼び込んだ。

 中谷仁監督は「しんどいゲームをものにできて良かった。綾原の本塁打の場面は併殺打だけは避けてくれと思っていた。バッテリーが相手に決定打を与えなかったことが逆転につながったと思う。投手力に課題はあるが、次も全員でしっかり守りたい」と話した。6打点をたたき出す大活躍を見せた綾原選手は逆転本塁打の場面について「打ったのは高めの直球。中谷監督からセンター返しを意識するよう言われて修正できた」と振り返った。

コールドを決める12点目のホームイン

コールドを決める12点目のホームイン

市高サヨナラで龍谷大平安に惜敗 高校野球

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市和歌山は龍谷大平安とがっぷり四つの熱戦を演じたが、粘り強く投げていた先発の岩本が9回裏にサヨナラ打を浴び、4強入りを逃した。

◇準々決勝

市和歌山 0 0 3 0 0 0 0 1 0 4
龍谷大平安 1 0 0 2 0 0 0 1 1x 5

〔市〕岩本―米田〔龍〕豊田、野澤―多田▽3塁打=水谷(平)▽2塁打=柏山(市)水谷(平)

市高は1点を追う3回表、2番・下井田からの3連続適時打で3点を挙げ、逆転。なおも2死2、3塁の好機だったが、救援した龍谷大平安の2番手左腕・野澤の前に後続が倒れた。4回以降は野澤の130㌔台後半の直球とチェンジアップに苦戦。7回まで1人の走者も出せない展開が続いたが、8回に内野安打と犠打で1死2塁とすると、4番の柏山が痛烈な適時打を右翼線に運び勝ち越しの4点目を挙げた。

先発した1年生左腕の岩本は立ち上がりを1失点で乗り切ると、その後は130㌔前後の直球とカーブで打たせて取る粘りの投球。しかし終盤にはマウンド上で肩の開きを気にする動作を見せるようになり、ボール先行の投球に。8回に三塁打で出した走者を犠飛で本塁に還され同点とされると、9回2死1、3塁から149球目の直球を左翼の頭上に弾き返され、無念のサヨナラ負けとなった。

半田真一監督は4回以降沈黙した打線について「野澤投手に近いタイプの左投手に練習で投げさせ、対策はしてきたが、特に左打者は打つのが難しかった。右打者に何とかしてほしかったが」と無念の表情。2安打と気を吐いた緒方は「野澤投手は投球のテンポが早く、チェンジアップが打ちづらかった」と話した。岩本は「途中から肩の開きが早くなり、ボールが抜けてしまった。緩急をつけた投球はできたが、相手は少しでも甘くなると打たれる怖い打線だった」と話した。

龍谷大平安の原田英彦監督は「野澤は安定感があり、マウンド上での姿が大きく見えた。打線もよくつないでくれた」と選手をたたえ、好救援の野澤は「思ったより出番は早かったが、ストレートの調子が良く、いつもより球速も出ていた。市和歌山の打者はスイングが力強かったが、味方の打線を信じて投げた」と振り返っていた。

8回表、下井田が勝ち越しの生還

8回表、下井田が勝ち越しの生還

智弁4強で選抜当確 宿敵・大阪桐蔭を破る

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2018年度秋季近畿地区高校野球大会の準々決勝が27、28日、神戸市のほっともっとフィールド神戸であり、智弁和歌山(和歌山県1位)は28日の第3試合で3季連続の甲子園優勝を目指す大阪桐蔭(大阪2位)を5―2で撃破し、来春の選抜大会出場を確実にする4強入りを果たした。17年春の近畿大会から続いていた対大阪桐蔭戦の連敗を5で止め、次は11月3日に明石商業(兵庫1位)と対戦する。市和歌山(県2位)は27日の第3試合で龍谷大平安(京都3位)と対戦し、4―5でサヨナラ負けを喫した。

◇準々決勝

大阪桐蔭 1 0 0 0 0 0 0 1 0 2
智弁和歌山 0 4 1 0 0 0 0 0 X 5

〔大〕新井、中田、髙野―石井〔智〕池田泰、池田陽―東妻▽2塁打=山田(大)池田泰(智)
智弁は1点を追う2回裏、連打と内野ゴロで2死2、3塁とし、8番の池田泰の遊ゴロが内野安打となり同点。綾原の中前適時打、2者連続の押し出しでこの回4点を挙げた。3回は相手の失策に乗じて2死2塁の好機をつくり、池田泰の中越え適時2塁打で1点を加えた。

先発の池田泰は立ち上がりに1点を失うも、スライダーやチェンジアップを低めに集め、フライの山を築いた。8回には2死から1点を与え、2死2塁で4番を迎えたが二ゴロに仕留めた。9回は池田陽が締めた。

8月に髙嶋仁前監督の後を受け継いだばかりの中谷仁監督は「智弁和歌山として、大阪桐蔭に一矢報いたいという気持ちでやってきた」と勝利を喜び、「選手が気持ちを前面に出し、集中して結果を出してくれた。池田泰は逃げずに素晴らしい投球をしてくれた」とたたえた。

好投した池田泰は「大阪桐蔭の打者は振ってくるので変化球を多めに、丁寧に投げることを意識した。落ち着いて投げることができた」と胸を張り、黒川主将は「絶対に勝つつもりだった。次も準備を怠らないようにしたい」と次戦を見据えた。

大阪桐蔭の西谷浩一監督は「1、2点ずつ返そうとしたが思うようにいかず、苦しい展開になった。点差が開いたことで、池田投手に余裕を持って投げさせてしまった」と悔しさをにじませ、4回5失点で降板した先発の新井は「気持ちが空回りし、球が高めに浮いてしまった」と反省を口にし、「智弁和歌山は今までで一番強力な打線で、1球1球考えて投げないといけなかった」と話していた。

宿敵・大阪桐蔭を破り、喜ぶ智弁の選手たち

宿敵・大阪桐蔭を破り、喜ぶ智弁の選手たち

グレイトが初優勝 和歌山市ソフト秋季大会

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 和歌山市ソフトボール協会(長坂隆司会長)の秋季大会決勝が28日、田井ノ瀬球場で行われ、1部はグレイトが初Vを飾った。古屋クラブとの対戦は、序盤から1点を争う接戦となり、1点を追う5回、グレイトは2死3塁から、相手内野陣の連続失策で2点を挙げ、一気に勝ち越した。最終回、一打逆転のピンチも中堅・白川が好捕。相手の反撃を吹き飛ばすビッグプレーが栄冠を引き寄せた。2部は三田SC、女子はALLファイターズが優勝した。

 ◇1部準優勝

オリーブ 0 0 0 0 0 2 2
古屋 0 2 0 3 1 × 6

 

グレイト 0 1 0 0 0 1 2
和歌山レジェンド 0 0 0 0 2 0 2

(グレイトの抽選勝ち)

 ◇同決勝

グレイト 1 0 0 0 2 0 3
古屋 0 0 2 0 0 0 2

 グレイトの先攻で始まった1部決勝は、グレイトがエース宇野、古屋は田中監督自らが先発のマウンドを務めた。

 グレイトは1回、吉田の左中間を破る2塁打を足掛かりに1死3塁とし、森田の中前適時打で1点を先制した。3回に無死満塁から逆転され、1点のリードを許したが、5回、竹下の左前打をきっかけに2死3塁と攻め、続く加森、吉田の内野ゴロが、相手守備陣の連続失策を誘い同点、さらに1点を勝ち越した。

 挽回を狙う古屋は、制限時間が迫る最終回、宇野からつないだ救援の岩橋を攻め1死1、2塁とした。次打者の田中が放った打球は、中堅へ一直線に伸びる強打となったが、この打球を中堅・白川が後ろ向きになりながらナイスキャッチ!終盤に飛び出したファインプレーが、両チームの明暗を分け、グレイトが念願の優勝旗を手にした。

 グレイトの広瀬監督は「この試合は本当に、疲れました。結成30年で初の優勝ですが、チーム一丸で頑張った結果だと思います」と優勝をかみしめた。

 MVPには、グレイトの白川裕太選手、優秀選手賞は、古屋の木下浩幸選手が獲得した。

 《グレイト》監督・選手=広瀬博喜▽主将=西井正治▽選手=加森寿典、吉田将吾、森田光輔、山下大志、奥田崇方、白川裕太、竹下政志、岩橋昌志、加納克也、宇野博之、小池理之、竹下孝征、田中宏幸
 《古屋クラブ》監督・選手=田中健治郎▽主将=山本悠貴▽選手=馬場章亘、大嶋嘉晃、尾鼻章好、岩橋浩季、中村有生人、木下浩幸、上田薫、中尾亨

 ◇

 【試合結果】1回戦=附属4―2せせらぎ▽グレイト9―5ジュニア▽和歌山ヤンキース7―0野崎西(棄権)▽和歌山レジェンド5―2名草ダンディーズ▽和歌山教員6―5楠見西▽オリーブ6―5貴志▽和歌山フェローズ3―2和佐◇2回戦=グレイト8―2附属▽和歌山レジェンド4―2和歌山ヤンキース▽オリーブ5―2和歌山教員▽古屋6―0和歌山フェローズ

1部初優勝・グレイト

1部初優勝・グレイト

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